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クロエ バッグ 偽物 見分け方編集

「は————あ、ぐうう……!」  ただ苦しくて、地面をひっかく。  けれどどこにも助けなんかない。  弓塚に体の中身を吸われて動けない上に、体の中に黒い蛇を注入されたような痛み。  動くこともできないで、体の中を這い回る黒いモノに好き勝手犯されていく。 「はっ————あ、あ————」  地面をかきむしる。  弓塚は恍惚とした瞳のまま、俺を、見つめて、いる。 「弓……塚……、おまえ、なにを………!」 「だいじょうぶ、痛いのは最初だけだから我慢して。初めは苦しいけど、血が混ざってくれればすぐに落ちつくよ。  安心して、志貴くんを殺すようなことはしないわ。ちゃんとわたしの血を流し込んでおいたから、昨日の出来そこないみたいに崩れる事もないし、わたしの事だけを見てくれるようになるよ」  弓塚は嬉しそうに囁いてくる。 「なに———言ってる、んだ、ゆみづ、か——」 「なにって、志貴くんもわたしと同じになるっていうことだよ。普通の食べ物のかわりに人間の血を吸って、太陽の下は歩けないから夜出歩くしかなくなる、違った生き物になるの」  ……なんだ、それ。  ばかげてる、それじゃあまるで———
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